「中継が縦画面?」 札幌ドームで珍事、90度回転したピッチでの開催にファン驚き

札幌ドームで機材トラブルのアクシデント【写真:Getty Images】
札幌ドームで機材トラブルのアクシデント【写真:Getty Images】

19日のルヴァン杯鹿島戦で想定外の事態、機材トラブルでピッチの移動が完了せず

 J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は19日、札幌ドームで19時から開催されるルヴァンカップ・グループステージ第6節鹿島アントラーズ戦の開催方法が変更されることを、公式サイトで発表した。機材トラブルの影響により、ホヴァリングサッカーステージの移動が完了せず、ピッチが通常とは異なる角度で開催されるという。この前代未聞の珍事を受けて、ファンからは「激レアすぎる」「中継が縦画面になるのかな?」など驚きの声が上がっている。

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 札幌のホームスタジアムである札幌ドームは、野球用人工芝グラウンドとサッカー用天然芝グラウンドを併用しており、「ホヴァリングシステム」によってサッカー用天然芝グラウンドを移動させている。プロ野球の北海道日本ハムファイターズも本拠地として使用しており、16日には福岡ソフトバンクホークスとの試合が行われていた。

 札幌の発表によれば、19日のルヴァンカップ鹿島戦に向けて天然芝グラウンドを移動させるも、機械トラブルの影響によりホヴァリングサッカーステージの移動が完了しなかったという。そのため、この日の試合は「通常のピッチ位置から90度反時計回りに回転した位置での開催」になると発表している。

 これに伴いチケットを持つ観客は観戦が可能だが、クラブは「本来の観戦体験をご来場の皆様にお届けできない」ことを理由に、来場の有無にかかわらず後日全席払い戻しをすることを発表。また試合のライブ中継に関しても、「ピッチ位置の変更に伴い、実況・解説者席がゴール裏に位置するため、普段と一味違った実況・解説となる場合があります」としている。

 こうした前代未聞の珍事を受けて、札幌公式ツイッターの投稿に多くのファンが反応。「激レアすぎる」「こんなことが起こるとは」「ちょっとシュールかも」「むしろ貴重な体験」「ある意味レアでは!?」「世界中探してもあまり前例なさそう」「中継が縦画面になるのかな?」「ちょっと見てみたい」など、想定外のトラブルに驚く声などが寄せられていた。

 両チームともすでにプレーオフステージ進出を決めているが、グループステージ最終節を思いもよらない状況下で戦うことになった。

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