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ドルトムントが香川の親友MFに非情な二者択一を迫る 「重傷のまま移籍か、長期契約を結ぶか」
マンC移籍合意と報じられるも、最長で全治5カ月と診断されたギュンドアン
ドルトムントのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、右膝の膝蓋骨脱臼により最長で全治5カ月の重傷と診断されている。今季絶望となり、6月からスタートする欧州選手権(EURO)の欠場も余儀なくされる司令塔だが、故障する前には来季マンチェスター・シティ移籍で合意と報じられていた。思わぬ負傷で去就が不透明になった不運なギュンドアンに、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「出て行くか、長期契約を結ぶか」と、非情な二者択一を突きつけ、強気に出ている。独地元紙「ルール・ナハリヒテン」が報じている。
ギュンドアンは昨季終了後、バルセロナ移籍で合意と地元メディアで報じられていた。ドルトムントが一度退団を発表したが、二転三転の末に1年契約を延長していた。
今季のドルトムントでは中盤の核として、正確なパスでリーグ屈指の攻撃陣を操った。移籍市場の目玉となり、来季マンチェスター・シティを率いる宿敵バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督から絶大な評価を受け、来季シティ移籍で合意とレポートされていた。
だが、7日のフランクフルト戦に向けたウォーミングアップの際に行われたバスケットボールで、着地時に故障。全治3カ月から5カ月の離脱と報じられている。
主将のDFマッツ・フンメルスが、宿敵のバイエルン・ミュンヘンと5年契約を結んだことが発表されるなど激震が続くドルトムントは、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンも契約期間を1年残すのみで、今夏にアーセナルやチェルシーなどプレミア勢への移籍の危険性が高まっている。そんななか、ヴァツケ氏は香川の心の親友であるギュンドアンについては、強気な姿勢を貫いた。