定位置争いのライバルは柏木陽介 岐阜MF吉濱、覚醒を呼んだ監督からの”直球メッセージ”

FC岐阜でプレーするFW吉濱遼平【写真:ⓒKaz Photography / FC GIFU】
FC岐阜でプレーするFW吉濱遼平【写真:ⓒKaz Photography / FC GIFU】

安間監督から“守備のサボり”を指摘され、意識改革を行ったことで信頼度がアップ

 J3のFC岐阜に所属するMF吉濱遼平は、精度の高い左足のキックを生かし、チャンスメイクやセットプレーを得意としている。プロ10年目、攻撃を持ち味としてきたが、安間貴義監督からのひと言でプレーへの意識が変わったという。

「そういうふうにサボるんだったら、ジョーカーとしてしか使わない」

 今年2月に行われた宮崎キャンプの練習試合、吉濱の守備が緩慢になった瞬間を安間監督は見逃さなかった。もともと、守備を意識していないわけではなかったが、その一言が吉濱の心に響いた。

「攻撃で上手いのは分かるし、やれるのは分かったけど、とみんなの前ではっきりと守備のことを言われたんです。その試合の後半から、それまで以上に意識してやるようになりました」

 2012年に湘南ベルマーレでJリーグデビューを果たした後、吉濱は福島ユナイテッドFC、サスパクサツ群馬、FC町田ゼルビア、レノファ山口と渡り歩き、今季自身初となるJ3の岐阜に身を置いた。シャドーはポジション争いが熾烈だが、7試合中5試合でスタメン起用されているのは、ハードワークも含めて評価されている結果だろう。

「今までどのチームでも攻撃を6割、7割で求められてきました。相馬さん(相馬直樹・現鹿島アントラーズ監督)の(FC町田)ゼルビア以来ですかね。これだけ全員でのハードワーク、守備を求められるのは。守備のハードワーク、強度は僕自身チャレンジしているところで、攻撃のアクセントをつけながら、70分(守備も)やり切ろうという感じでいつも試合に入っています。ライバルに柏木陽介選手がいるので、そのなかで試合を出してもらっているというのは、安間監督からも一定の評価をいただいているのかなと思うし、自分でも手ごたえを感じています」

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