レアル、ジダン退任は既定路線? 来季アッレグリ氏招聘の可能性を英メディア報道

レアルを率いるジダン監督と元ユベントス指揮官のアッレグリ氏【写真:Getty Images】
レアルを率いるジダン監督と元ユベントス指揮官のアッレグリ氏【写真:Getty Images】

リーガ制覇でも退任は“ほぼ”決定か、後任候補に元ユベントス指揮官が浮上

 レアル・マドリードは現地時間13日、リーガ・エスパニョーラ第36節のグラナダ戦を4-1で制し、優勝へ望みを残した。一方でジネディーヌ・ジダン監督は、たとえ優勝したとしても退任は既定路線のようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。

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 ジダン監督は現役時代、イタリアの強豪ユベントスとレアルで一時代を築き、バロンドール受賞やワールドカップ制覇など数々の栄光を手にした。そして指導者としても、レアルでUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を果たすなど、サッカー界のレジェンドとして名を馳せ、今季のリーグ戦では2試合を残した現時点で首位アトレティコ・マドリードと勝ち点2差と、まだ優勝の可能性を残している。

 ところが、「デイリー・メール」紙の報道では、ジダン監督の心は今月23日の最終節ビジャレアル戦を最後に退任することで“ほぼ”決まっているという。記事では「もし今季リーグ制覇を果たし、1989年のレオ・ベーンハッカー氏以来となるリーグ制覇3回を達成した指揮官になったとしても、その気持ちが変わることはなさそうだ」と伝えている。

 次期監督候補について、同メディアはレアルBチームにあたるカスティージャを率いるラウール・ゴンザレス監督の昇格の可能性を指摘。「フロレンティーノ・ペレス会長には、ラウールを彼(ジダン監督)の後任として昇格させるようプレッシャーがかかるだろう」とする一方で、元ユベントス指揮官であるマッシミリアーノ・アッレグリ氏の招聘を考えることもあり得ると報じている。

 アッレグリ氏は、第1期ジダン政権が終焉を迎えた2018年夏に有力候補に挙がっていたものの、当時はユベントスとの契約を尊重。リーグ5連覇を達成するなど数々のトロフィーを同クラブにもたらし、19年に退任してからはフリーに。レアルでの監督業に関心を示しているとされおり、今後の去就動向に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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