ルーニー嘆く「バスが破壊された」

　マンチェスター・ユナイテッドは10日に第35節ウェストハム戦に臨み、2-3の敗北を喫した。試合会場アプトン・パークに向かうユナイテッドのチームバスがウェストハムサポーターに襲撃される事件が発生し、試合開始が45分遅れる異常事態に発展した。。英衛星放送「スカイ・スポーツ」などが一斉に報じている。

　スタジアムに向かうユナイテッドのバスをウェストハムサポーターが包囲した。次々に石やビン投げつけられると、窓に貼られたスモークが所々剥がれ落ちていた。機動隊も出動するなど騒動となり、一人の警察官と一般市民が軽症を負ったとレポートされている。MFジェシー・リンガードはバス内の動画をSNSに投稿。窓に様々な投石がなされる中、選手は車内で身を伏せながら大騒ぎしているシーンが克明に映し出されている。

　無事、会場に到着したユナイテッドの主将FWウェイン・ルーニーはインタビューに応じ、「よくないことだね。僕らは今ここにいるが、バスが破壊された。みんなその映像を目にすることになるだろう。僕が言うべきことではないのかもしれないけど、とても残念だ」と心境を明かした。