1979年生まれ「世界ベスト11」 元Jリーガー擁するFW陣、中盤に“天才”&名パサー選出

【画像:Football ZONE web】
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CBに元バルサのマルケス、実力者が揃う守護神にはジュリオ・セザールを指名

 最終ラインには、バルセロナにも所属した左サイドバックの元フランス代表DFエリック・アビダルと、センターバックに元メキシコ代表DFラファエル・マルケスを置く。マルケスのパートナーには、2008年欧州選手権と2010年W杯でスペイン代表の優勝メンバーの一員となったDFカルロス・マルチェナ、そして右サイドバックにはポルトとチェルシーで活躍した元ポルトガル代表DFパウロ・フェレイラを入れた4バックにする。

 ファーストチームのGKは、インテルでミリートらとともに三冠達成メンバーとなった元ブラジル代表GKジュリオ・セザールが適任だろう。同じセリエAのローマなどで活躍した元ブラジル代表GKドニ、元イングランド代表GKポール・ロビンソンと実力者が揃うが、セカンドチームにはエバートンで長年活躍し、W杯でのビッグセーブも印象深い元アメリカ代表GKティム・ハワードを入れたい。

 日本において1979年度生まれは“黄金世代”と呼ばれており、MF小野伸二ら世界的な評価を獲得している選手もいるが、今回は日本人選手以外というルールを設けたため選外とした。

 彼らが生まれた1979年は、日本でワールドユース選手権(現U-20W杯)が開催され、ディエゴ・マラドーナがMVPに輝き、Jリーグ初代得点王でもあるラモン・ディアスが大会得点王に輝いた。また、バロンドールにはリバプールでも活躍した元イングランド代表FWケビン・キーガン(1979年はハンブルガーSV所属)が入っている。のちにアルゼンチン代表で10番をつけるアイマール、リバプールの下部組織出身でバロンドールを受賞したオーウェンがこの年に生まれたことには、不思議な縁を感じる。

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