本田圭佑が“70m激走カウンター” アゼルバイジャン初ゴールに反響「目覚めた」

移籍後初ゴールを決めたネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(※写真はボタフォゴ時代のもの)【写真:Getty Images】
移籍後初ゴールを決めたネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(※写真はボタフォゴ時代のもの)【写真:Getty Images】

ケシュラ戦の後半に移籍後初ゴール、自身8カ国目のリーグで得点を記録

 アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑は、現地時間3日に行われたリーグ第25節ケシュラ戦に4試合連続で先発出場。後半29分に移籍後初ゴールを決めて3-0の勝利に貢献した。現地ファンからも「ホンダが目覚めた」「サムライ」などの声が上がっている。

 昨年末にブラジル1部ボタフォゴを退団した本田は、2月にポルトガル1部ポルティモネンセへの加入が決定。だが、選手登録が不可能となるアクシデントに見舞われ、急転直下の破談となり新天地を模索していた。そのなかで今年3月、新たな挑戦の舞台として、自身海外8カ国目となるアゼルバイジャンの強豪ネフチと正式契約した。

 そして4月4日の第21節スムカイト戦(0-2)で新天地デビューを飾ると、翌節から3試合連続でスタメン出場。チームがカラバフと熾烈な優勝争いを展開するなか、敵地で行われた今節のケシュラ戦でも先発メンバーに名を連ねた。

 試合は前半38分に、ネフチが右CKから先制点を決めてスコアを動かすと、その後も相手ゴールに迫るも追加点を奪えない。そして本田に見せ場が訪れたのは、1-0で迎えた後半29分だった。

 自陣ペナルティーエリア手前でこぼれ球を拾うとカウンターを発動。敵陣左サイドを抜けたFWアフメド・アフメドフにスルーパスを送ると、自らも全速力で相手ゴール前に駆け上がった。そしてアフメドフがペナルティーエリア内に侵入すると、後方から約70メートルの距離を走ってきた本田に横パスを送り、日本人アタッカーはこれを左足でダイレクトで合わせてファーサイドに流し込んだ。

 アゼルバイジャンメディア「Futbolxeber」は、「ホンダがネフチで初ゴール」と見出しを打って報道。またネフチ公式インスタグラムがゴール速報を投稿すると、ファンから「ホンダが目覚めた」「サムライ」「スーパーゴール」といった声が上がっていた。

 試合はその後1点を追加したネフチが3-0で快勝。本田は自身8カ国目となるトップリーグで得点をマークし、勝利に貢献した。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング