巨大格差を跳ね返した”ミラクル・レスター” チェルシーとの給与総額差は260億円!!

6クラブが給与総額1億ポンド超え レスターは下から4番目

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは、クラブ創設132年で初めてプレミアリーグ優勝を成し遂げた。スター選手不在、昇格2年目のスモールクラブが演じた快進撃は、世界中に衝撃を与えた。奇跡を起こして頂点に立ったレスターの選手たちだが、チームの給与総額はリーグでも下から4番目で、総額トップのチェルシーとは260億円もの差があることが分かった。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。

 レポートによると、レスターの選手全員の1年間の給与総額は4820万ポンド(約74億円)。Jリーグのクラブと比較すれば低い金額とは言えないが、これは資金力豊富なプレミアリーグの中では下から4番目の17位だという。

 給与総額では5億円ほどしか変わりのないスウォンジーがリーグで現在11位ということからも、レスターの躍進ぶりがうかがえる。またレスターよりも約25億円以上も選手の人件費をかけているアストン・ビラはリーグ最下位で、すでに2部降格が決定している。

 レスターはPFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手に選ばれ、バルセロナなどのビッグクラブが獲得に動くアルジェリア代表MFリヤド・マフレズに対して大幅な給与アップを盛り込んだ新オファーを提示し慰留に動くと伝えられている。来季はこの給与総額が、一気に跳ね上がる可能性も大いにあるだろう。

 

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