34戦37ゴールの驚異の破壊力! スアレスが2年ぶりの”個人二冠”に王手

2位のC・ロナウドとは4ゴール差をキープ

 破壊力抜群の3トップの中で、シーズンを通じて決定力を発揮しているのはスアレスだ。この日の2ゴールで、激しいピチーチ争いを繰り広げたクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)とは4ゴール差をキープ。またゴールデンブーツでも、3位のゴンサロ・イグアイン(ナポリ)の32ゴール、4位のジョナス・オリベイラ(ベンフィカ)の31ゴールにも大きな差をつけている。

 ちなみにスアレスのリーガでのゴール数は37得点で、この日対戦した15位エスパニョールの総得点数の36を上回っているという。エスパニョールが決定力不足に悩んでいる面もあるが、出場34試合で37得点を叩き出すスアレスの決定力は1クラブのゴール数を上回るまでに発揮されている。

 スアレスはアヤックスに所属した2009-10シーズンに得点王を獲得し、リバプール時代の13-14シーズンには得点王とゴールデンブーツを獲得している。個人として2シーズンぶりの二冠獲得が濃厚となっているが、リーガ優勝が懸かる最終節グラナダ戦でもチームを栄光に導くゴールを挙げられるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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