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ペレス会長、欧州スーパーリーグ撤退のプレミアクラブに恨み節 「雰囲気に流された」
スーパーリーグ構想崩壊に「とても悲しく、がっかりしている」と吐露
レアル・マドリード会長で、欧州スーパーリーグプロジェクトの中心人物であるフロレンティーノ・ペレス氏が、わずか48時間での“空中分解”についてスペインラジオ局のインタビューで語った。早々に撤退を決めたイングランドのクラブについては、「彼らは雰囲気に流されて去っていた」と恨み節を残している。
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現地時間4月18日に発表された欧州スーパーリーグの構想では、スペインからレアルとバルセロナ、アトレティコ・マドリード、イタリアからユベントス、ACミラン、インテル、イングランドはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナムと計12クラブが創設メンバーとして名前が記された。
しかし、欧州スーパーリーグプロジェクトの発表はサッカー界で大きく波紋を広げた。リバプールのユルゲン・クロップ監督やマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督などの一流指揮官も公然とプロジェクトに対する批判し、多くのファンは拒否反応を示した。
すると、現地時間20日はシティとチェルシーがリーグからの脱退を表明。それに続き、イングランドの残りの4クラブも立て続けに脱退していった。イタリアでもインテルが脱退し、ミランもそれに続くと見られている。残されたのはレアルとバルセロナ、ユベントスの3クラブのみとなり、スーパーリーグは計画の見直しが決まった。
スーパーリーグの初代会長であるペレス氏は、スペインラジオ局「カデナ・セール」の番組「El Larguero」のインタビューで、一連の欧州スーパーリーグ崩壊の様子について「3年ほど前からこのプロジェクトに取り組んできたが、うまく説明できなかった。とても悲しく、がっかりしている」と無念の思いを吐露している。