ドルトムントがフンメルスの後継者獲得へ ビッグクラブが狙うドイツ代表DF争奪戦に参戦

異例のキャリアを歩んだ24歳

 ドルトムントは来季、バイエルン・ミュンヘンへの移籍がうわさされるドイツ代表DFマッツ・フンメルスをはじめ、守備陣の主力に移籍のうわさが相次いでいる。戦力低下を最小限に留めるための新戦力として2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーの一人で、ビッグクラブから引く手あまたのバレンシアDFシュコドラン・ムスタフィ獲得の可能性が浮上。独地元テレビ局「sport1」が報じている。

 ドルトムントは、主将のフンメルスにバイエルンへの移籍問題が浮上。すでに移籍希望が公にされるなど、8年半に渡って活躍したセンター バックがクラブを離れることが濃厚となっている。さらに2010-11、11-12シーズンのリーグ連覇時にはレギュラーだったセルビア代表DFネヴェン・スボティッチも、恩師ユルゲン・クロップ率いるリバプールや、トルコのベジクタシュから興味を持たれており、移籍の可能性もある。トーマス・トゥヘル監督体制ではバックアッパーに甘んじているとはいえ、かつての2枚看板を一度に失うとなれば、守備陣の再建は今夏の大きなテーマとなるだろう。

 

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