ネイマール、元代理人がバルサ復帰を推奨 「リーグ・アンはブラジルでは放映されていない」
両クラブの格の違いを指摘「バルセロナは巨大だが、それに比べてPSGは…」
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、2022年6月で契約満了を迎える。PSGが契約延長をオファーしているものの、バルセロナ復帰の噂も絶えないなか、かつてネイマールの代理人を務めたアンドレ・カリー氏はバルセロナに戻るべきと主張している。フランス・メディア「Le10Sport」が報じた。
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2013年から2017年にわたってバルセロナに在籍したネイマールは、2017年夏にPSGへ移籍。フランス国内では数々のタイトルを獲得しているが、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たした昨シーズンも悲願の優勝にはあと一歩届かなかった。
ネイマールとPSGは、近いうちに契約延長で合意に達すると報じられている。しかし、2013年にブラジルのサントスからバルセロナへ移籍する際にネイマールの代理人を務めていたカリー氏は、その選択に待ったをかけた。
「ネイマールとPSGは、もう合意に達したのかい? 私はネイマールとも、彼の父とも話していないから、どうなっているのかは分からない。もし彼がCLで3連覇を果たせば、契約延長は成功だったと言えるだろう。だが、私はバルサに所属するスター選手は巨大だと思う。それがPSGになると、はるかに縮小する。ここ、ブラジルではリーグ・アン(フランスリーグ)は放送されていない。選手はスポンサーや見られる機会を失う。バルセロナに復帰した偉大な会長である(ジョアン・)ラポルタ氏が、素晴らしいアイデアを出して、彼を復帰させてくれることを期待しよう」
現在、ネイマールとPSGは基本合意に達しているものの、ネイマールが給料の引き下げに難色を示している状況。巨額の負債を抱えるバルサにとっても、お金は大きな問題となるが、来季以降、ブラジルの10番はどこでプレーすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)