「もしバルサに彼がいなければ…」 S・ラモス、宿敵メッシの存在に本音吐露
バルセロナのエースFWメッシについて言及 「苦しめられてきた」
レアル・マドリードのキャプテンを務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)の存在がなければ、レアルはより多くのタイトルを獲得していたと感じているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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ラモスは2005年にセビージャからレアル・マドリードへ移籍。在籍16年面の最古参選手で、今もチームの中心に君臨している。また、これまでにリーガ・エスパニョーラを5回、UEFAチャンピオンズリーグとFIFAクラブ・ワールドカップをそれぞれ4回ずつ制するなど計22のクラブタイトルを獲得している。
世界でも指折りのタイトル獲得数を誇るラモスだが、それに満足をしているわけではないようだ。自身のドキュメンタリーシリーズ「The Legend of Sergio Ramos」のなかで、宿敵バルセロナのエースFWメッシの存在を引き合いに出して次のように語ったという。
「僕らは何年もの間、メッシに苦しめられてきた。もしバルセロナに彼がいなければ、僕らはより多くのタイトルを獲得できていたかもしれない。僕らは史上最高のバルセロナと対戦してきた。(ジョゼ・)モウリーニョのような素晴らしい監督がいても、彼らに勝つのは難しかった」
ラモスはレアルとバルセロナによる直接対決の“エル・クラシコ”で何度もマッチアップしてきたメッシの存在がレアルのタイトル獲得のチャンスを阻んでいたと感じているようだ。
実際にメッシはエル・クラシコにおいて歴代最多の26点をマークしており、レアル相手にも自慢の決定力を存分に発揮している。リーグタイトルの数もラモスが5回に対し、メッシは倍の10回の優勝を経験している。「メッシがいなければ」というラモスの言葉も決して過言ではなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)