「聡明なフィニッシュ」 バルサFWデンベレ、“ドラマチック決勝弾”に海外称賛
0-0で迎えた後半45分、ダイレクトボレー弾を突き刺し勝利をもたらす
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、現地時間5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節レアル・バジャドリード戦(1-0)で劇的な決勝弾をマーク。ロナルド・クーマン監督は「我々にとって重要な選手」と称賛している。スペイン紙「AS」が報じた。
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首位アトレティコ・マドリードを追いかけるバルセロナは、ホームでバジャドリードと対戦。下位に沈む相手に苦戦を強いられ、最終盤までゴールを割れない展開が続く。そして、バジャドリードが退場者を出し、数的優勢のなかで迎えた後半45分だった。
右サイドからのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングのクロスをウルグアイ代表DFロナルド・アラウージョが競り、ファーサイドにいたデンベレが左足を一閃。強烈なシュートは、バジャドリードGKジョルディ・マシップの出した足の横を通過してゴールに突き刺さった。
殊勲の決勝点を挙げたデンベレに対し、クーマン監督は「私はデンベレを(チームに)とどまらせたい。彼は我々にとって重要な選手だ。自分のプレーとゴールで彼は今日、それを証明した」とコメント。米スポーツ専門局「ESPN」の選手採点でも10点満点中「7点」が付けられ、「聡明なフィニッシュでドラマチックな決勝弾をマーク」と称賛した。
バルセロナとの契約が2022年6月までとなっているデンベレは、これまでの移籍の噂が複数出ていたが、値千金の一撃で自らの存在価値をアピールした。
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