暗黒時代の名門に魅力なし!? 糾弾されるミランCEOがマンC知将の招聘計画を否定

伊紙が後任監督候補にマンCのペジェグリーニ氏を挙げる

 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが、来季の新監督にマンチェスター・シティの知将マヌエル・ペジェグリーニ氏を招聘する可能性を否定した。衛星放送「メディアセット」で語ったもの。

 19位の格下フロジノーネ相手に失意の3-3ドローに終わったミラン。この試合前に近年の凋落ぶりによって、サポーターや株主から解任動議をかけられているガリアーニCEOが、地元メディアの報じた知将招聘計画について言及した。

「マヌエル・ペジェグリーニが次期監督か? その考えは全くない。このシーズンを終えてから考えることにする。ブロッキが残留することを祈っているよ」

 ガリアーニ氏はこう語った。2013年にマンチェスター・シティでプレミア優勝を果たしたチリ人の知将招聘が実現すれば、2014年1月に退任したユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督以来の実力者となるが、強化責任者はあっさりと否定した。サポーターの期待も高まっているものの、確かにセリエB降格寸前のクラブに圧倒される暗黒時代のミランが、世界屈指の知将を振り向かせることは至難の技だろう。

 株主総会で批判にさらされ、火だるまとなったガリアーニ氏はフロジノーネ戦でも「アドリアーノ、バッテネ!(出て行け)」とスタンドのサポーターから罵声を浴びた。それでも、どん底ミランの再建にファイティングポーズを示している。

 

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