「日本の敬意に感動」 アルゼンチン戦の“1分間の黙祷”が反響「最も胸を打った瞬間」

親善試合前にで黙祷を行ったU-24日本代表とU-24アルゼンチン代表【写真:©JFA】
親善試合前にで黙祷を行ったU-24日本代表とU-24アルゼンチン代表【写真:©JFA】

日本はアルゼンチンに0-1の惜敗も… 試合前の黙祷に反響拡大

 U-24日本代表は26日、国際親善試合でU-24アルゼンチン代表と対戦し、0-1と惜敗した。キックオフ前にアルゼンチンの英雄であるディエゴ・マラドーナ氏らへ捧げる黙祷が両チームで実施され、「日本が示した敬意に感動」「記憶に残る史上最高の1分間黙祷」と、海外メディアの中で反響が拡大している。

 今回は、前日に行われたA代表の韓国戦(3-0)に先発フル出場したDF冨安健洋(ボローニャ)以外の東京五輪世代の主力メンバーを招集。MF田中碧(川崎)が出場停止により欠場となったが、注目を集めている久保と三笘がともに先発に名を連ね、強豪国を迎え撃った。

 試合前、アルゼンチンのレジェンドとして知られるマラドーナ氏、アレハンドロ・サベーラ氏が昨年亡くなったことに対する哀悼の意を表し、アルゼンチン代表のメンバーは、入場や国歌斉唱の際、マラドーナ氏の象徴的な背番号である「10」を着用。さらに、キックオフ前には、日本とアルゼンチンが黙祷を実施した。アルゼンチンメディアでは、このシーンの反響が拡大している。

 アルゼンチンメディア「infobae」は「日本が示したマラドーナとサベーラの敬意に感動」と見出しを打ち、「最も胸を打った瞬間は、決戦が始まる前の黙祷だった」と言及。アルゼンチン紙「Ole」も「記憶に残る史上最高の1分間の黙祷」と取り上げており、サッカー界のレジェンドに示した日本のリスペクトに、敵国メディアは感謝の意を見せていた。

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