「MSNトリオ」が驚異のハイペースで昨季超え! スアレス弾で今季通算123ゴール目をマーク

ベティス戦で記録更新 三冠獲得の昨季122ゴールを上回る

 バルセロナは30日のリーガ第36節ベティス戦で、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスのゴールなどで2-0と勝利し、首位を堅持した。そして看板3トップ「MSNトリオ」が、三冠を達成した昨季を上回るゴール数を記録したと、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

 この日バルセロナは、ベティスの本拠地ビジャマリンに乗り込んだ。相手の激しい肉弾戦と元スペイン代表FWホアキン・サンチェスらが仕掛けるカウンターに手こずる場面もあったが、前半35分に相手DFハイコ・ヴェステルマンがこの日2枚目の警告を受けて退場。残りの時間を1人多い状況で戦うことになった。

 そして後半5分、ペナルティーエリア前でボールを受けたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが前方に浮き球パスを出すと、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが反応して飛び出す。ベティスのDFとGKの連携ミスもありラキティッチが難なく押し込み、バルセロナが先制した。

 1点をリードした後もベティスの裏を狙う攻撃に四苦八苦したものの、同36分にMFアンドレス・イニエスタとのパス交換からメッシが前方に長めのスルーパスを送ると、スアレスがいち早く反応し、相手GKの肩口を抜く技巧的な一撃で試合を決定づけた。

 

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