モウリーニョ監督、ソン・フンミンの日韓戦出場に警鐘 「クラブで出場できなければ…」
「親善試合であろうと、公式戦であろうと関係ない」と、離脱中の選手の扱いを語る
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、25日に日本の日産スタジアムで行われる日韓戦に出場できないかもしれない。3月の代表メンバー23人に選出されているが、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は、代表チームへの合流に否定的な考えを示した。ポルトガル紙「A BOLA」が報じている。
ソン・フンミンは、14日に行われたプレミアリーグ第28節アーセナル戦(1-2)で負傷。わずか18分のプレーで、ベンチへと下がっていた。トッテナムはUEFAヨーロッパリーグ(EL)べスト16第2戦のディナモ・ザグレブ戦を17日に控えているが、モウリーニョ監督はこの試合にソン・フンミンが出場するチャンスはないと語り、日本代表との試合を控える韓国代表への招集にも否定的な考えを示した。
「選手が負傷していて、プレーできないのであれば、親善試合であろうと、公式戦であろうと関係ない。来週になってもソンが負傷をしていて、私たちが韓国サッカー連盟よりも先にそれを把握するだろう。その場合、彼が韓国代表に合流して何ができる? 何もできない。クラブでプレーできない選手は、代表チームでもプレーすることはできない」
韓国代表のアタッカーの復帰時期について、「分からない。でも、この試合(ELディナモ・ザグレブ戦)に出られる可能性はない」と続けたモウリーニョ監督。一部には、ソン・フンミンは軽傷で21日に行われる第18節順延分アストン・ビラ戦にも復帰が可能と報じられていたが、この試合に出場できなければ、日韓戦に出場する可能性も、限りなく低くなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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