イ・ガンインは「絶望」、久保は「屈辱」 2001年組の”苦い週末”に韓国メディア注目
イ・ガンインは先発しながら無念の途中交代、久保はアトレティコ戦で初の出番なし
ヘタフェの日本代表MF久保建英は、現地時間13日のリーガ・エスパニョーラ第27節アトレティコ・マドリード戦(0-0)で移籍後初の出番なしに終わった。同世代であるバレンシアの韓国代表MFイ・ガンインも前日の試合で無念の途中交代を命じられており、韓国メディアは「イ・ガンインは絶望、久保は屈辱…2001年生まれの“苦い週末”」と報じている。
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先に悔しいゲームとなったのはイ・ガンインだった。現地時間12日のリーガ・エスパニョーラ第27節レバンテ戦(0-1)で先発出場。プレーの内容自体は悲観するものではなかったが、後半18分にFWマヌ・バジェホとの交代を命じられた。ベンチに戻り、頭を抱えて悔しがる様子はスペイン大手紙などでも報じられていた。
その翌日、久保が強豪アトレティコ戦を迎えたが、拮抗した展開が続いたのに加え、後半25分にカメルーン代表DFアラン・ニョムが相手選手の足首を踏んで一発退場となった影響もあり、今年1月の加入以降では初めて出番がなかった。
韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は、「イ・ガンインは絶望、久保は屈辱…2001年生まれの“苦い週末”」との見出しで2人についてレポートしている。
「イ・ガンインはうなだれ、久保建英は屈辱の経験をした。韓国と日本を代表する2001年生まれのスター2人は、直近の週末の試合で憂鬱にならざるを得なかった。イ・ガンインはパス成功率89%、ドリブル成功3回とチームで2番目に高い数字を出しながら、(交代を命じられる)ハビ・グラシア監督の不可解な采配に直面した。監督が差し出した手を無視してベンチへ直行し、頭と顔を両手覆い、うなだれて10分以上絶秒に陥っていた。
その翌日、同い年生まれの久保は屈辱的な経験をした。アトレティコ・マドリード戦でたった1分の出場もなかった。久保にゴーサインが出たのは後半ロスタイム。残り時間を過ごすための“時間稼ぎの交代要員”だった。しかし、ピッチに入るタイミングがなく、試合は終了して、久保は戻っていった」
奇しくも同じ節で悔しいゲームを味わったイ・ガンインと久保。次節以降に巻き返しに向けてアピールしたいところだ。