バイエルンOB、レバンドフスキの“ミュラー超え”に太鼓判 「少なくとも41点取る」

バイエルンで得点を量産しているFWレバンドフスキ【写真:AP】
バイエルンで得点を量産しているFWレバンドフスキ【写真:AP】

レジェンドのマテウス氏はレバンドフスキのシュート技術を称賛

 ドイツ王者バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは今季ブンデスリーガ24試合出場で32得点を決め、ゲルト・ミュラー氏の持つリーグ記録更新を視野に入れている。ドイツのレジェンド、ローター・マテウス氏も、「少なくとも41点は決める」とレバンドフスキの新記録樹立に太鼓判を押している。

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 レバンドフスキは昨季キャリアハイの34得点を決めて通算5度目のブンデス得点王を獲得したが、今季はその記録をさらに上回るペースで得点を重ねている。

 現地時間13日に行われたブレーメン戦で5試合連続となるゴールを決め、今季のゴール数を「32」に伸ばした。また、ブンデス通算得点でも268得点となり、元西ドイツ代表FWクラウス・フィッシャーと並ぶ歴代2位タイに浮上している。

 ブンデスリーガのシーズン記録は、“爆撃機”の愛称で知られるミュラー氏が1971-72シーズンに記録した40得点だが、まだ9試合残っていることから記録更新も十分射程圏内と言えるだろう。

 バイエルンOBでもあるマテウス氏は、ブンデスリーガ公式サイトのインタビューで、レバンドフスキの記録更新について次のように語っている。

「レバンドフスキのクオリティーだけでなく、バイエルンのプレースタイルも考えれば、彼の記録更新に大金を賭けてもいい。バイエルンはチャンピオンズリーグでもブンデスリーガでも1試合平均4得点は決めている。ストライカーは必然的にそこに含まれることになるだろう。たとえ1試合3ゴールだったとしてもストライカーならそのうち1得点は決めるだろう。彼には常にチャンスがある」

 マテウス氏は、「レバンドフスキがシュートを打てば、それが対戦相手にとっての驚異になる」とポーランド代表ストライカーのシュート技術を称賛。そして、レバンドフスキにはPKのチャンスもあることから、「少なくとも41得点を決め、ミュラーの記録を破る」と大記録達成を確信している様子だった。

 32歳でキャリアのピークを迎えているレバンドフスキ。約50年間続いているミュラー氏の記録を破り、新たな勲章を手にできるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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