「2.81メートル相手を投げた」 元JリーガーFW、衝撃の”突き飛ばしシーン”に海外驚愕
元ブラジル代表FWフッキ、強靭なフィジカルで相手の抵抗を阻んだ場面に熱視線
アトレチコ・ミネイロの元ブラジル代表FWフッキが、現地時間7日に行われた国内リーグ戦で今年1月の移籍後初出場を果たした。母国での復帰戦でフル出場したなか、相手選手を突き飛ばした衝撃的なシーンに海外メディアが注目している。
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現在34歳のフッキは2005年に来日し、川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌 (現・北海道コンサドーレ札幌)、東京ヴェルディでプレー。08年からはポルトガルのポルトへ完全移籍し、4シーズンにわたって強力な攻撃陣の一翼を担った。
その後、12-13シーズンからの4シーズンをロシアのゼニトで過ごし、16年からは中国1部上海上港へ。昨年12月に契約満了に伴い同クラブを退団すると、今年1月末に母国のアトレチコ・ミネイロへの加入を発表していた。
母国復帰が決定してから1カ月あまりが経った現地時間7日、フッキは国内リーグのウベルランジア戦(4-0)にスタメン出場。移籍後のデビュー戦でフル出場を果たしたなか、試合中のあるシーンに熱視線が注がれている。
ボールをキープしたフッキに対し、後方から相手選手が迫ってきた場面で、フッキは相手に体を入れられた瞬間、強靭なフィジカルを活かし右腕で押しのける。すると、その反動で相手選手は数メートル飛ばされてしまったのだ。
この衝撃的なシーンに対し、英メディア「スポーツ・バイブル」は「信じられないほどのスタイルでブラジルサッカーに戻ってきた」と見出しを打ち注目。「スマッシュの印象的な力を考えると、相手選手がさらにピッチを横切って滑っていても驚かないだろう」と驚愕の声を上げている。
母国メディア「グローボ・エスポルチ」も、フッキの驚異的なパワーに脱帽しており、「審判はこの衝撃的なシーンをマークしていなかったが、ウベルランジアの選手が芝生の上に投げられた距離を計算してみると、相手選手を投げたその距離は2.81メートルだった」と綴っている。
今年7月に35歳を迎えるフッキだが、その強靭なフィジカルで今後も話題を振りまいてくれそうだ。