「契約満了後に横浜へ戻る」 遠藤渓太、J復帰の可能性を独紙指摘「今夏にお別れ」

今季終了後に横浜FMに戻る可能性が高いウニオン・ベルリンMF遠藤渓太【写真:Getty Images】
今季終了後に横浜FMに戻る可能性が高いウニオン・ベルリンMF遠藤渓太【写真:Getty Images】

昨夏に移籍も定位置確保に苦戦、地元紙が去就動向に言及「良い方向に進まなかった」

 昨夏に横浜F・マリノスから買い取りオプション付きのレンタル移籍でウニオン・ベルリンに加入したMF遠藤渓太の去就について、ドイツメディアが今季終了後に横浜に戻る可能性が高いと報じている。

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 遠藤はリーグ戦初先発となった7節ビーレフェルト戦(5-0)で、ブンデスリーガ初ゴールをマーク。シーズン序盤は周囲から大きな期待を寄せられる存在だったが、その後は怪我も先発定着は叶わず、ここまでのプレー時間(リーグ戦)はわずか122分(9試合出場)にとどまっている。

 そんななか、ベルリンの地元紙「BERLINER KURIER」は、遠藤の去就に言及。記事では「ウニオンは遠藤をブレイクさせようと世話をしたが、状況は良い方向に進まなかった。今年の夏にお別れをする。遠藤が契約満了後に横浜に戻る可能性はかなり高い」と指摘されており、同じポジションにライバルがひしめく状況を踏まえ、現状のままでは買い取りオプションを行使する可能性が低いことを綴っている。

 また同紙は、現地時間7日に行われるブンデスリーガ第24節のビーレフェルト戦が、遠藤にとって来季契約へとつなげるラストチャンスになる可能性があるとも指摘。ゴールを奪う活躍を見せた前回対戦時のように、際立つパフォーマンスを示せなければ「ウニオンでの時間が終わるまでにそれほど長くはかからないだろう」としている。

 ビーレフェルト戦でもベンチスタートが濃厚な遠藤だが、出場機会を得た際には、これまでの流れを一変させるようなハイパフォーマンスが必要になってくるだろう。東京五輪世代の日本の若き逸材が正念場を迎えている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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