CLで完敗のバルサ、“CB補強”に動く? 元伊代表が推薦したセリエA屈指のDFは?
元イタリア代表のカッサーノ氏とアダーニ氏がバルサについて激論
スペインの強豪バルセロナは、現地時間16日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のパリ・サンジェルマン(PSG)との第1戦にホームで1-4と大敗した。フランス代表FWキリアン・ムバッペにハットトリックを許したが、センターバックの補強について元イタリア代表が激論を交わしている。
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バルセロナは今季からロナルド・クーマン監督が指揮を執り、昨季終了時にウルグアイ代表FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)が退団。エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも今季終了後の退団説が浮上するなど、チーム変革の過渡期にあるのは間違いのないところ。そのなかでセンターバックの補強は課題の一つだと見られる。
それについて、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリ氏の動画チャンネル「ボボTV」で、元イタリア代表DFダニエレ・アダーニ氏と同FWアントニオ・カッサーノ氏が激論を交わした。
まず、カッサーノ氏はバルセロナがイタリア王者ユベントスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの獲得に乗り出すのではないかとの見解を示している。
「彼はバルセロナが好きだし、何しろ代理人がミノ・ライオラだ。この状況で最も力を発揮するのがライオラだと理解する必要がある。バイエルン・ミュンヘンはダヨ・ウパメカノを獲得した。PSGにはトップレベルの選手がいる。バルセロナにはいないが、若くて力がある選手はいて、それがデ・リフトだ。バルセロナがこのポジションの獲得の必要性を認識するなら、獲得に動いてもおかしくない」
これを受けてアダーニ氏は、「ユベントスはインターナショナルレベルの競争力を維持するため、彼を保持したいだろう。それに、ユベントスのレギュラーは年齢が上がってきている」と話し、放出には応じないだろうと予想した。そのうえで、バルセロナにはセリエAから別の選手を“推薦”した。