浦和、昨季チーム得点王レオナルド移籍合意の事実発表 現有戦力優先ながら補強も視野

J1浦和レッズブラジル人FWレオナルド【写真:小林 靖】
J1浦和レッズブラジル人FWレオナルド【写真:小林 靖】

新チームは「まだ発表できない」状況ながら、すでに移籍で合意

 J1浦和レッズの戸苅淳フットボール本部長は、16日に行われた記者会見でブラジル人FWレオナルドが移籍することを明らかにした。

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 レオナルドは2018年にJ3のガイナーレ鳥取に入団すると、日本初年度に得点王を獲得する活躍。翌年はJ2のアルビレックス新潟に移籍し、ここでも得点王に輝いた。そして、昨季は浦和に加入し、チーム内でトップの11ゴールを記録していた。

 今季、リカルド・ロドリゲス監督が就任し、1月18日に始動した浦和でも得点源として期待されていたが、沖縄キャンプ実施中の2月1日にチームを離れると、そのまま合流しない状況になっていた。

 戸苅本部長はレオナルドについて、「レオナルドは(相手先の)チームはまだ発表できないが、移籍で合意している。これからメディカルチェックで正式発表となる」と、すでにクラブ間で移籍に合意していることを明らかにした。

 また、今後の補強については「現有戦力においても良い選手はたくさんいるので、まずはそういう選手が輝くようにしたい。補強は常に準備しているので、継続して考えて動いている」と話している。

 今季の浦和はエースFW興梠慎三が昨季の最終戦で負傷したことにより大きく出遅れ、FW杉本健勇はキャンプ中の外食による厳重注意と罰金処分を受ける状況にあった。攻撃の仕上げを担うストライカーの不足は、不安材料として横たわっている。

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