豪州紙が浦和の攻撃を大絶賛 「見たことのない滑らかな動き」「シドニーFCの守備は決壊寸前」

柏木のパスが「DF陣の防御を完全に崩壊」

 そして、攻撃のタクトを振るった日本代表MF柏木陽介について、「彼のスルーパスから何度もストライカーが仕事をするのに十分な攻撃が生まれた」と称賛した。そして後半33分に、FW興梠慎三をGKと1対1の状態でシュートさせたプレーについて、「最後に彼がヒールで興梠に出したパスは、シドニーDFの防御を完全に崩壊させた」と、絶賛している。

 この試合の結果、グループ首位のシドニーFCと2位の浦和が最終節を待たずに決勝トーナメント進出を決めている。しかし、シドニーFCにとっては開幕節で浦和のホームで0-2と敗れた上に、2連勝中だった自分たちのホームで試合を支配されて引き分けた結果になった。それもまた、地元紙には驚きになったのかもしれない。

 最終節は浦和が浦項スティーラーズ(韓国)と、シドニーFCが広州恒大(中国)との対戦を残している。浦和が勝利してシドニーFCが引き分け以下の結果になれば首位が逆転する。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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