川島永嗣もなす術なし… リヨンFWの“完璧FK”を海外メディア絶賛「止められない」
FWデパイがストラスブール戦で「輝かしい」FK弾
ストラスブールの日本代表GK川島永嗣は現地時間6日、リーグ・アン第24節リヨン戦に先発出場したが、アウェーで0-3と敗れた。首位争いを演じる強豪相手に力の差を見せつけられる格好となったなか、後半23分にリヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイに決められたFKが、海外メディアで反響を呼んでいる。
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今季の川島は開幕2試合に先発後、8戦連続で出場なし。だが第11節モンペリエ戦(3-4)で9試合ぶりにゴールマウスを守ると、そこから今節のリヨン戦まで14試合連続でフル出場を続けている。来月20日で38歳となるベテラン守護神は、フランスでワールドクラスの選手を相手に日々奮闘しているが、強豪リヨン戦では3ゴールを奪われる結果になってしまった。
なかでも海外メディアで話題となっているのが、リヨンが2点をリードして迎えた後半23分、ゴール正面やや左で得た直接FKの場面だ。キッカーを務めたデパイは、ゴールに対して直角に入る助走から右足を振り抜くと、美しい弧を描いたボールが壁の上を越えてゴール左上に吸い込まれた。川島も反応こそしていたものの、完璧なコースを突いたシュートを見送ることしかできなかった。
この一撃をリーグ・アン公式ツイッターは「輝かしいデパイ! 完璧なフリーキックでリヨンに勝ち点3を!」と速報。「Football on BT Sport」公式ツイッターも「止められない。オランダ人が素晴らしいフリーキック」と称えた。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」も「デパイはカワシマに対して止められないシュートを放った」と綴るなど、GKにとってノーチャンスと言える高精度FKだったと伝えている。
スペインの名門バルセロナ移籍も噂されるデパイ。ワールドクラスのクオリティーの前に、川島もなす術がなかった。