「ザックがやっていたのに近い」 名古屋MF齋藤学、”マッシモ戦術”への印象を告白

今季から名古屋グランパスでプレーするMF齋藤学【写真:高橋学】
今季から名古屋グランパスでプレーするMF齋藤学【写真:高橋学】

春季キャンプ後のオンライン取材に対応、新天地の印象に言及「開幕が待ち遠しい」

 J1名古屋グランパスは1日、オンライン会見を実施し、川崎フロンターレから新加入のMF齋藤学が取材に応じた。1月30日からスタートした沖縄春季キャンプに参加しているなか、新天地の印象について語っている。

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 齋藤は今オフ、2018年から3シーズンプレーした川崎から名古屋へ加入。切れ味鋭いドリブルを武器に、攻撃の主軸としての活躍が望まれる。現在は沖縄県で行われている春季キャンプに参加中で、「ドリブルしながらチームが上手く回るかなと考えたり、ポジションを取ったり、前向きにできている。始まってまだ2週間ちょっとということを考えると、今良いプレーができているかということよりも、自分の体が動けているかとか、パスや対人の強度が上がってくれば良いので、そういう意味では開幕が待ち遠しい」と、好感触を掴んでいる様子を窺わせた。

 名古屋は昨季、リーグ最少失点(28)をマーク。堅守が軸となるマッシモ・フィッカデンティ体制下のチームについては、これまで対戦相手として見てきたことを踏まえ「大きな違いはない」と明言。戦術練習に関しては「ザック(アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督)が代表でやっていたのに近い。ポジション的な役割を説明しボールが動いたシチュエーションの中でどう動くべきかを提示してくれる。それをベースに自分の特長を出していきたい」と、代表時代の経験を引き合いに印象を述べた。

 新シーズンに向けて「このチームで優勝したいというのを、日々強く思えている。フロンターレやマリノスのような強いチームに立ち向かえるようにしたい」と意気込んだ齋藤。4月で31歳を迎える今シーズンでの飛躍に期待が懸かる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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