「GKがその場で釘付け」 天才メッシ、正確無比な”インチFK弾”に英メディア驚愕
ビルバオ戦で約25mの距離からのFKを鮮やかにゴール、バルセロナで通算650得点目に
バルセロナは現地時間1月31日、リーガ・エスパニョーラ第21節アスレティック・ビルバオ戦を2-1で制し、リーグ5連勝を飾った。この試合でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは先制点をマークしたなか、英メディアは正確無比な直接FKからの得点に注目している。
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本拠地カンプ・ノウにビルバオを迎えたバルセロナは前半20分、ゴールまで約25メートル付近でフリーキック(FK)を獲得すると、これをエースのメッシが直接叩き込み先制。その後、後半早々にオウンゴールで同点に追いつかれたが、同29分に右サイドを突破したDFオスカル・ミンゲサのクロスをフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが合わせて勝ち越し、2-1で勝利した。
バルセロナはこれでリーグ5連勝。得失点差でレアル・マドリードを抜き2位に浮上したなか、英メディアは、この試合でメッシが決めた直接FK弾に注目している。絶好の位置からのセットプレーに対し、ビルバオは5枚の壁と壁の下側から狙われるのを防ぐために地面に横たわせる形で1人の選手を配置する”メッシ対策”を講じた。
それでも、何事もなかったかのようにゴールを射抜くのがメッシだ。左足から放たれたキックは壁を越えて行き、得点を防ごうとゴールライン上に戻った相手DFの頭上も越す軌道でネットへと吸い込まれた。この正確無比かつ芸術的な直接FK弾を「スポーツ・バイブル」は「リオネル・メッシ、ライン上にビルバオの選手がいたにもかかわらず、信じられない『インチFK』を決める」と見出しを打ち、「バルセロナのキャプテンは美しいフリーキックを右上隅に放ち、無力なビルバオGKウナイ・シモンがその場に釘付けになった」と、その凄さに触れている。
データ分析会社「オプタ」によると、メッシはこのゴールでバルセロナ通算650得点目を記録。所属クラブとの巨額契約で世界を騒がせていたなか、その喧噪を打ち消すかのように自慢の左足で観る者を魅了した。