ミランのエースに殺到する今夏の獲得オファー 残留が基本線だが財政難で売却の可能性も…

最低44億円の完全移籍のオファーが必要か

「1月の段階でとても多くのクラブからコンタクトがあった。中国からもあったね。だが、バッカ自身はミランに残ることを選んだ。そして、来季に向けてそうしたクラブから私に情報を求めるアプローチは続いている。当然だが、彼ほどの選手だから世界でもトップクラスのクラブからアプローチがある」

 イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、セビージャから3000万ユーロ(約39億円)の移籍金で獲得し、2019年6月まで契約を残すバッカを獲得するためには、最低でも売却益が発生する3500万ユーロ(約44億円)での完全移籍のオファーが必要になるとの見通しを報じている。

 今季、単年で100億円近い赤字を出すことが決定的なミランにあっては、「中心選手であっても経済的な理由に逆らえない可能性がある」とも報じている。果たして、ミランのエースは来季も赤と黒のユニホームを着てプレーしているのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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