ミランのエースに殺到する今夏の獲得オファー 残留が基本線だが財政難で売却の可能性も…

セリエA得点ランク2位のバッカ スペインメディアの取材に代理人が語る

 17日のサンプドリア戦で決勝ゴールを決めたACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカに対して、多くのオファーが殺到していることが明らかになっている。スペインメディア「エスタディオ・デポルティーボ」に対して、バッカの代理人であるセルジオ・バリラ氏が語っている。

 バッカはサンプドリア戦の後半26分にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラのパスを受けて決勝ゴールを決めた。これが今季の15ゴール目で、得点ランキングでは2位タイにつけている。バリラ氏は、ミランのフロントからは高い評価を受け、バッカ自身もミランでのプレーに満足していると話している。

「カルロスはミランとともにイタリア杯を優勝して、来季のヨーロッパリーグの出場権を獲得したいと考えている。ミランの首脳陣とは頻繁に話をするが、いつも彼らはバッカに満足していると話している。まだ長く契約が残っているが、夏に何があるかは分からない。ただし、バッカ自身もミランもともに歩みたいと考えている。そのアイデアが変わるかどうかは様子を見ないといけないがね」

 今シーズンも冬の移籍市場でいくつかのクラブからオファーがあったと報道され、来季に向けてもバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリードから獲得に対する打診があると報じられるストライカーだが、代理人もそうしたアプローチを認めている。

 

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