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“怪物”森本貴幸、ギリシャ3部AEPコザニ退団 クラブが声明「他国でチームを探す」
コロナ禍でリーグ戦が開催されず、移籍市場が閉まる前に他国クラブへの移籍を模索
ギリシャ3部AEPコザニは現地時間28日、元日本代表FW森本貴幸の退団を公式サイトで発表した。森本も自身の公式インスタグラムで「ありがとうコザニ、ありがとうギリシャ」と感謝の思いを綴っている。
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2004年、東京ヴェルディのジュニアユースに所属していたなかで、当時史上最年少(15歳10カ月6日)でJリーグデビュー。その後、J1最年少(15歳11カ月28日)でゴールを決めるなど、“怪物”として瞬く間に注目の的となった。
2006年夏にイタリアへ渡り、カターニアとノヴァーラで計6シーズン半プレー。2012-13シーズンにUAEのアル・ナスルでの挑戦を経て、13年夏にJリーグへ復帰した。ジェフユナイテッド千葉、川崎フロンターレ、アビスパ福岡を渡り歩き、昨年福岡と双方合意の下で契約を解除し、ギリシャ3部AEPコザニと契約していた。
しかし、ギリシャは新型コロナウイルスの影響で昨年11月に都市封鎖が行われ、3部リーグも開催の目途が立たず。1月28日にAEPコザニ公式サイトで森本の退団が発表された。3カ月間のトレーニング禁止や、1月末で海外への移籍市場が閉じるなど、不透明な状況を受け、「他の国でチームを探すことにした」と説明されている。
声明では「タカがまた戻ってくることを願っている」とし、日本語で「タカ、また会おう」と記されている。森本も自身のインスタグラムで「ありがとうコザニ!! ありがとうギリシャ! また会いましょう」と英語で綴っている。
32歳となった“和製ロナウド”は、新たな所属先を見つけることができるだろうか。
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