なでしこ田中陽子、隔離生活終了で同僚とお茶目動画を投稿 ファン反応「笑顔が最高」

スポルティング・ウエルバに所属するMF田中陽子【写真:Getty Images】
スポルティング・ウエルバに所属するMF田中陽子【写真:Getty Images】

10日間の隔離生活を終え、検査結果も陰性だったことを報告

 スペイン女子1部スポルティング・ウエルバに所属するMF田中陽子は、1月28日に自身のツイッターを更新し、10日間の隔離生活を終えるとともに、検査結果が陰性だったことを報告。笑顔でシャカサインを決める、同僚とのお茶目動画を投稿している。

 田中は2019年6月になでしこリーグ(当時・日本女子サッカーリーグ)1部ノジマステラ神奈川相模原を退団し、ウエルバへ移籍。怪我もありながら、初の海外挑戦でリーグ戦13試合1得点をマークした。

 スペイン挑戦2年目を迎えた今季、開幕からベンチスタートが続いていたが、現地時間2020年11月8日のリーグ第6節アトレティコ・マドリード戦(0-0)で初先発。左サイドハーフで奮闘し、首位チーム相手にアウェーで今季初の勝ち点を手にした。

 その後、ウエルバは2勝4分7敗の15位で2021年に突入。新型コロナウイルスの影響で1月5日のリーグ第14節サンタテレサ戦が延期され、2021年のファーストゲームとなった16日のエスパニョール戦(1-1)では、MF山本摩也との“日本人対決”も実現した。

 しかし、チームスタッフに新型コロナウイルス感染者が出て、選手全員が隔離生活へ。田中は20日に「10日の隔離生活をすることになりました。遠征から帰ってきた翌日にコーチからコロナの陽性反応が出て、行き帰り合わせて28時間のバス遠征を共にしたチーム全員が濃厚接触者になったので隔離をします。しっかり栄養を摂って体調を崩さないように気をつけます!」とツイートしていた。

 隔離生活中も屋内で自主トレーニングを続けていたなか、田中は28日にツイッターを更新した。「報告です! 隔離生活終わりました! 検査結果は陰性で私は元気です。心配してくださっていた皆さんありがとうございました!」と隔離生活終了と検査結果が陰性だったことを報告。同僚のスロベニア代表MFパメラ・ベギッチ、アメリカ人MFクレア・ファルクナーとともに、お茶目な表情でシャカサインを決める動画には、「笑顔が最高」などとファンからコメントが寄せられている。

 ウエルバは30日のリーグ第18節レアル・ソシエダ戦が延期となっており、次節は第14節サンタテレサ戦の代替え試合が2月3日に開催される予定だ。

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