元“怪物”Jリーガー、CLでの“非現実的”ゴラッソ6連発に反響 「恐ろしい左足」「魚雷」

ゼニト時代も多くのゴラッソを決めたFWフッキ(当時)【写真:Getty Images】
ゼニト時代も多くのゴラッソを決めたFWフッキ(当時)【写真:Getty Images】

現在無所属の34歳FWフッキ、CL公式インスタグラムが同大会でのゴラッソに再脚光

 かつてJリーグで猛威を振るい、その後ブラジル代表にまで駆け上がったFWフッキは、昨年12月に2016年夏から所属した中国の上海上港を退団し、現在は無所属となっている。欧州復帰の可能性も報じられるなか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式インスタグラムが同大会での6本のゴラッソ映像を公開すると、ファンから「恐ろしい左足」「信じられない」など反響を呼んでいる。

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 1986年生まれのフッキは2005年に18歳で来日。当時の川崎フロンターレでは外国籍選手枠の関係で思うように出場機会を得られなかったが、翌年にJ2のコンサドーレ札幌(当時)に期限付き移籍すると点取り屋として覚醒。38試合25得点と猛威を振るい、翌07年には同じJ2の東京ヴェルディに期限付き移籍し、42試合37得点でJ2得点王に輝いた。

 そして08年夏の移籍市場で、ポルトガルの強豪ポルトへ完全移籍。4シーズンにわたって強力な攻撃陣の一翼を担い、10-11シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ制覇も経験した。12-13シーズンからはロシアのゼニトでプレーし、16年の退団まで毎年CLの舞台でゴールを量産した。

 今回CL公式インスタグラムが公開した動画は、ゼニト時代のものが4つ、ポルト時代のものが2つ紹介されている。いずれのゴールも、トレードマークである左足をロングレンジから豪快に狙ったもので、相手GKにとってはなす術なしといった一撃ばかりだ。2本目の映像ではハーフウェーラインでのボールキープから約30メートルをドリブルで運んでからの左足ミドルという規格外のゴラッソ。また、最後の6本目に紹介されているのはポルト時代の11-12シーズン、シャフタール・ドネツク戦で決めた30メートル超の弾丸FKで、驚異の破壊力を見せつけた。

 この動画の公開を受けて、コメント欄には「なんてビーストだ」「魚雷」「恐ろしい左足」「超絶パワー」「最後のゴールは信じられない」「フッキはマシン」「この男は非現実的」などファンから感嘆の声が殺到していた。元Jリーガーであり、上海上港時代にはAFCチャンピオンズリーグの舞台で何度も日本勢と対戦してきた“フィジカルモンスター”は、34歳となった今、どこに新天地を求めるのかが注目される。

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