インテル、“余剰戦力”の放出が不可欠に? 今冬強化へ伊紙指摘「売却なしに補強できない」
コンテ監督は中盤と最前線の補強希望も…戦力外MFエリクセンの存在が浮き彫りに
現在、セリエAで2位のインテルは冬の移籍市場で補強を求めているとされる。そうしたなか、イタリア紙がチームの現有戦力に言及し「エリクセンの売却なしに補強できない」と指摘している。
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インテルのアントニオ・コンテ監督は、中盤と最前線にそれぞれ1人ずつ実力者を求めているとされる。一方で、1年前にイングランド・プレミアリーグのトッテナムから獲得したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが全くフィットせず、ジュゼッペ・マロッタ最高経営責任者(CEO)も放出を容認する考えを明らかにしていた。
そうしたなか、「ラ・スタンパ」紙はインテルの補強に言及。1年前にトータルコストとして2750万ユーロ(約34億円)を投じて獲得したものの、難しい存在になってしまったエリクセンの売却が、まずは必要だと指摘している。
また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、新型コロナ禍による財政的な問題から国際的な移籍が活発化しない現状があるとした上で、「エリクセンに対するオファーは、今月末を待たなくてはいけない可能性が十分にある」としている。その場合、望む補強をかなえられる可能性はかなり低くなるだろう。
今季のリーグ戦は現在、ACミランが首位に立ちインテルが2位につける。冬の移籍市場の動向次第では十分にインテルも優勝争いで優位な位置に立つ可能性があるものの、エリクセンに対するオファーが届くかどうかが、大きな影響を与えることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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