ビートルズの曲より「年上」 53歳“キング・カズ”の契約更新にサッカーの母国も反応

今年2月で54歳を迎える横浜FCのFW三浦知良【写真:Getty Images】
今年2月で54歳を迎える横浜FCのFW三浦知良【写真:Getty Images】

2月に54歳を迎えるなか、1月11日に契約更新が発表

 横浜FCは11日、元日本代表FW“カズ”こと三浦知良との契約更新を発表。世界的にも知名度の高いカズのプロ36年目突入の話題は海外メディアでも話題になった。英国ではロックバンド・ビートルズのリリース作品や、リバプールのユルゲン・クロップ監督を引き合いに出して報じられている。

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 ブラジルのサントスでプロデビューを果たし、その後、日本、イタリア、クロアチア、オーストラリアと世界各国を渡り歩いてきたカズ。イングランドでのプレー経験はないが、54歳を迎えるなかでの現役続行の話題は、“サッカーの母国”にもしっかりと伝わっている。

 英公共放送「BBC」や英紙「ガーディアン」も契約延長のニュースを報じるなか、カズと同年代の“長寿番組”や人気作品を引き合いに出して報じているのが、スポーツ総合メディア「The Athletic」の英国版ツイッターだ。次のように投稿している。

「ラジオ1、 ITV News at Ten、サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド、ユルゲン・クロップ、そしてクリス・ワイルダーよりも年上だ。53歳のストライカー、カズヨシ・ミウラが横浜FCとの新契約にサインした」

「ラジオ1」はBBCのラジオ番組、 「ITV News at Ten」は民間放送局「ITV」で放送されているニュース番組で、どちらも1967年に放送が始まった。「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は英国が生んだ世界的ロックバンド・ビードルズが1967年にリリース。そして、同年生まれのリバプールのクロップ監督とシェフィールド・ユナイテッドのワイルダー監督。いずれも1967年に誕生したが、同年2月生まれのカズよりは誕生日が遅いためにこのように紹介されている。

 同年代の選手で今なお現役というのはまさに異例。“キング・カズ”の話題は遠く海を渡った英国でも注目のトピックとなっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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