「マンUの”失敗作”がセンセーショナルなゴール」 英紙がドルトムント香川を完全復活と称賛

シャルケGKを嘲笑う華麗なループ弾 「週間ベストゴール候補」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、10日の敵地シャルケとのルール・ダービーで芸術的なループシュートを決めた。英メディアは「週間ベストゴール候補」と絶賛する一方、2012年から2年間在籍したマンチェスター・ユナイテッドでの、苦しみの日々からの完全復活を評価。英フットボール専門メディア「トーク・スポーツ」が、「必見! マンチェスター・ユナイテッドの失敗作、シンジ・カガワがドルトムントのためにセンセーショナルなゴールを決める」と特集している。

 この日、香川は後半4分に華麗な技術を見せた。中盤で前を向くと、前線に走り込んだMFライトナーへ縦パスを送る。ライトナーが倒れ込みながらヒールパスでつなぐと、香川はGKの動きを見切り、ダイレクトでループシュート。美しい弧を描いたボールは、ゴール左隅に吸い込まれた。

「日本代表選手はエリアのギリギリの場所から、荘厳なチップキックでネットを揺らした」

 相手GKの頭上を射抜くループシュートはこう絶賛されている。前節ブレーメン戦に続く2戦連発のゴールで、今季リーグ戦7得点目をマーク。同サイトでは、ユナイテッド時代の香川が味わった苦しみの日々がクローズアップされている。

「マンチェスター・ユナイテッドでの悲しい日々から、今季ヴェストファーレンシュタディオン(ジグナル・イドゥナ・パルク)で2シーズン目を迎えた香川は、公式戦11得点を決めている。27歳はオールド・トラッフォードで2シーズンを過ごしたが、ドイツで証明していた彼自身の高みにいろいろな理由で到達できなかった」

 

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