若手有望株が台頭の1年…2020年に最も“市場価値”を高めたのは? 大幅70億円アップは“20歳コンビ”

この1年間で最も市場価値を高めたフットボーラーはどの選手?【写真:AP & Getty Images】
この1年間で最も市場価値を高めたフットボーラーはどの選手?【写真:AP & Getty Images】

最も価値を高めたのはハーランド、同じく70億円アップはデイビス

 激動の2020年がまもなく終わろうとしている。この1年間で最も市場価値を高めたフットボーラーはドルトムントでゴール量産中のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドだったようだ。スペイン紙「マルカ」が特集している。

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 新型コロナウイルスの感染拡大によるシーズンの中断があった2020年だが、そのなかでも多くの若手有望株が台頭した。

 ドイツのサッカー移籍情報サイト「Transfermarkt」の市場価格で今年最も価値を高めた選手がドルトムントのハーランドだ。昨年末にオーストリア1部ザルツブルクからドルトムントへ移籍したレフティーのストライカーはドイツでもその得点力の高さを存分に発揮し、チームのエースとして活躍。市場価値は移籍当時の4500万ユーロ(約57億円)から1億ユーロ(約127億円)の大台に到達した。

 ハーランドと同じく5500万ユーロ(約70億円)の大幅アップを成し遂げたのがバイエルン・ミュンヘンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスだ。20歳の俊英は今年大ブレークを遂げ、カナダ人として初めてUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験。市場価値はハーランドには及ばないものの、1年間で2500万ユーロ(約32億円)から8000万ユーロ(約101億円)まで跳ね上がった。

 このトップ2人に次ぐのは、バルセロナの18歳FWアンス・ファティだ。9月に代表デビューを飾り、同国史上最年少弾も決めた逸材は4000万ユーロ(約51億円)アップで、市場価値は倍増の8000万ユーロ(約101億円)となった。

 また、1月に加入したマンチェスター・ユナイテッドですぐに中心選手となったポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス(市場価値:9000万ユーロ=約114億円)やマンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデン(6000万ユーロ=約76億円)、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(5000万ユーロ=約63億円)、ドルトムントのアメリカ代表FWジョヴァンニ・レイナ(3000万ユーロ=約38億円)の4選手はそれぞれ1年間で市場価値が3000万ユーロ(約38億円)アップした選手たちとして紹介されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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