【月間表彰】元日本代表の楢﨑氏、東京五輪世代GKを絶賛 瀬戸際でのセーブに好印象「僕も好きなプレー」

20歳GKの谷、今季は「ミスで失点するというのはあまりなかった印象」と評価

 今季のパフォーマンスを受けて、谷にはさらなる飛躍が期待される。楢﨑氏は「ミスで失点するというのはあまりなかった印象で、やるべき仕事はしっかりやっていた。評価されてもいいぐらいのプレーをしていたかと思います」とした一方、来シーズンも重要になると、力を込めて言った。

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「信頼を勝ち取るにはプレーで示すしかないんですけど、日頃の態度とか、練習への取り組み方とか、そういうのも大事かなと思います。それと、長いスパンで安定したプレーを見せられるかどうか。チーム状況もあるので個人評価が難しいかもしれませんが、長く見たら良し悪しがはっきりと表れてくるでしょう」

 J1の舞台で貴重な経験を積んだ20歳の谷。大きな自信を得て迎える来季は、どんなプレーを見せてくれるだろうか。

[プロフィール]
楢﨑正剛/1976年4月15日生まれ、奈良県出身。1995年に奈良育英高校から横浜フリューゲルスに加入。ルーキーながら正GKの座を射止めると、翌年にJリーグベストイレブンに初選出された。98年シーズン限りでの横浜フリューゲルス消滅が決まった後、99年に名古屋グランパスエイトへ移籍。10年には、初のJ1リーグ優勝を経験し、GK初のMVPに輝いた。日本代表としても活躍し、国際大会では2000年のシドニー五輪(OA枠)、02年日韓W杯などに出場。19年1月に現役引退を発表し、現在は名古屋の「クラブスペシャルフェロー」に加え、「アカデミーダイレクター補佐」および「アカデミーGKコーチ」を兼任する。

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