森保監督、U-23代表候補合宿で“天皇杯組”選外の理由を説明 「招集できなかった選手は川崎にもガンバにも…」

U-23日本代表候補の国内合宿メンバーを発表した森保一監督【写真:Noriko NAGANO】
U-23日本代表候補の国内合宿メンバーを発表した森保一監督【写真:Noriko NAGANO】

約1年ぶりの活動で21日から26日まで合宿を実施

 日本サッカー協会(JFA)は17日、U-23日本代表候補の国内合宿メンバーを発表した。1月にタイで開催されたU-23アジア選手権以来、約1年ぶりの活動。トレーニングキャンプは千葉県内で21日から26日まで行われる。2017年12月の立ち上げ以降、初招集は8人。一方で、川崎フロンターレのMF三笘薫やMF旗手怜央、MF田中碧ら“天皇杯組”は選外となった。森保一監督は27日に準決勝が開催されることから「考慮した」と説明した。

 年内最後に行われる東京五輪世代の国内組合宿。今年は1月に1次リーグで敗退したU-23アジア選手権があったものの、活動はそれ以来となった。10月と11月にはA代表が欧州で合宿を実施。2カ月間でMF久保建英(ビジャレアル)やMF堂安律(ビーレフェルト)ら東京五輪世代のエース候補に加えて、主将のMF中山雄太、MF三好康児、DF板倉滉、DF冨安健洋、DF菅原由勢の計7人が招集された。今回は、27日に天皇杯準決勝に出場する川崎とG大阪以外の国内J1チームから選出された。森保監督は“選外”となった理由を説明した。

「今回のU-23代表候補のキャンプが21日から26日までで、次の日が天皇杯の準決勝があるので、川崎とガンバの選手は天皇杯に集中してもらうこととなった。常にスカウティングは幅広く続けてきているつもりですし、今回招集できなかった選手は川崎にもガンバにもいますが、彼らの所属チームでの活躍を常にチェックしながら、次、招集できる機会があれば。東京五輪に向けて、また、その先のA代表の活動で招集できるのかなと思っている」

 王者川崎には圧倒的なパフォーマンスを見せる三笘や、常連の旗手、田中らが在籍。G大阪には大卒1年目でボランチとして主力の座を奪ったMF山本悠樹らが所属していた。

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