アーセナルMF、“のど輪攻撃”でレッドカード…“狂気の瞬間”を英紙非難 「完全なピエロ」

退場したアーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカ【写真:AP】
退場したアーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカ【写真:AP】

アーセナルMFジャカ、バーンリー戦の後半に暴力行為でレッドカードを提示される

 プレミアリーグのアーセナルは現地時間13日、リーグ第12節バーンリー戦にホームで臨み、0-1で敗れた。リーグ戦3連敗と厳しい状況に置かれているなか、バーンリー戦でスイス代表MFグラニト・ジャカが退場したシーンに英メディアは注目。「狂気の瞬間」と取り上げている。

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 アーセナルは11月1日のマンチェスター・ユナイテッド戦(1-0)以降、リーグ戦で勝利がなく、ここまでリーグワースト4位の10得点と苦しんでいる。バーンリー戦でも前半を無得点で折り返すと、後半11分にジャカがレッドカードを受けて退場。同28分にガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのオウンゴールで決勝点を献上してしまい、まさかの3連敗を喫している。

 この結果、アーセナルは15位に転落。上位どころか降格圏がチラつく位置にまで順位を下げることになってしまった。そのなかで、バーンリー戦のターニングポイントとして挙げられているのが、やはり数的不利を強いられることになったジャカの退場処分だ。

 事の発端は、ジャカがバーンリーFWドワイト・マクニールにタックルを仕掛けたこと。熱くなったマクニールがジャカに詰め寄り、これにジャカも応戦したが、バーンリーMFアシュリー・ウェストウッドが止めに入った。ここで突き飛ばされる形になったジャカが激昂し、起き上がった際にウェストウッドの首根っこをつかむ“のど輪”の蛮行に出た瞬間がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって捉えられ、当初はイエローカードだった判定がレッドカードに変更されることになった。

 英紙「デイリー・メール」は「アーセナルファンは“愚かな”グラニト・ジャカに怒り心頭。首根っこをつかんでレッドカードの狂気の瞬間…“完全なピエロ”と称される」と現地ファンの反応を交えて報道。ジャカの愚行を激しく非難している。

 かつてアーセナルで主将を務めたジャカだが、ファンと衝突してキャプテンマークを返上することになった過去も持つ。熱くなりやすいパーソナリティーが、不調のチームで完全に裏目に出てしまったようだ。

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