急逝マラドーナ、母国の紙幣に? 上院議員が提案…肖像画とゴールシーンを印刷か
1000ペソ紙幣にマラドーナ氏の写真を印刷する可能性が浮上
11月25日に急逝した元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が、アルゼンチンで紙幣になるかもしれない。英衛星放送「BBC」が報じている。
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サッカー界を象徴するレジェンドであるマラドーナ氏は、25日に心臓発作でこの世を去った。60歳での早過ぎる死は、世界中に衝撃を与えるとともに、古巣のナポリがホームスタジアムを「ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」に改名するなど、追悼の意が示されている。
そんななか、彼の祖国であるアルゼンチンでは、紙幣にマラドーナ氏の写真を採用する案が挙がっているという。アルゼンチンの紙幣は、5ペソ(約11円)、10ペソ(約22円)、20ペソ(約43円)、50ペソ(約108円)、100ペソ(約216円)、1000ペソ(約2162円)とあるが、その1000ペソ紙幣にマラドーナ氏の写真を採用する法案が提出されたようだ。
「BBC」によると、上院議員のノーマ・ドゥランゴ氏が法案を議会に提出したとのこと。また、アルゼンチン紙「ラ・ナシオン」は、「紙幣の片面にはマラドーナ氏の肖像画、そしてもう片面には1986年6月22日、(メキシコW杯の)イングランド戦で決めた2点目の彼の最も有名なゴールシーンを描く」と詳細を伝えている。
ドゥランゴ上院議員は、記念切手を作成することについても言及。「私たちの最も重要なアイドルを記憶するだけでなく、経済的な助けにもなる。旅行客が訪れた際、彼らはきっとマラドーナ氏を連れて帰りたいと思うはず」と、経済効果も期待していることを明かした。
この法案は2021年初めの議会で審議されることが見込まれており、世界中のマラドーナファンが、その決定を待ちわびることとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)