横浜FM、シドニーFCと1-1ドローもグループ首位でACL決勝トーナメント1回戦へ

シドニーFCと対戦した横浜FMは1-1で引き分けた【写真:Getty Images】
シドニーFCと対戦した横浜FMは1-1で引き分けた【写真:Getty Images】

前半18分にDF實藤のゴールで先制したが、その後追いつかれて最終節は1-1のドロー

 横浜F・マリノスが、グループ首位でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメントへと駒を進めた。カタールでの集中開催となっているACLグループステージ最終節で、横浜FMは4日にシドニーFC(オーストラリア)と対戦して、1-1で引き分けた。

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 同組の上海上港(中国)とともに2位以内をすでに決めていた横浜FMは、引き分け以上で首位通過、敗戦した場合も上海上港が勝利した上で8ポイント優位にある得失点差を逆転されなければいいという圧倒的に有利な状況だった。アンジェ・ポステコグルー監督は、前節の全北現代(韓国)とのゲームからスタメン11人をすべて入れ替える決断を下した。

 それでもチームの機能性を落とさずにスタートした横浜FMは、パスワークを基調にシドニーを押し込んでゲームを進めた。サイドからの攻撃が多くコーナーキックの獲得数も増えると前半18分、右コーナーキックから攻撃参加したDF實藤友紀が鮮やかな右足ボレーを決めて1-0と先制に成功した。

 しかし、前半29分には横浜FMの代名詞とも言えるハイラインの手前でボールをキープされると、そこからのスルーパスでFWトレント・ブハジアーに抜け出されて失点。前半は1-1の同点で折り返した。

 後半に入ってもマリノスがボール支配率を高めたものの、なかなかゴール前の決定機を作り出すには至らない。接触プレーで両チームの選手が倒れる場面も多くなる試合展開になったが、互いに勝ち越しゴールは生まれることなく1-1のまま引き分けた。

 この結果、マリノスは4勝1分1敗の勝ち点13でH組を首位通過。すでに首位通過を決めているG組のヴィッセル神戸とは決勝トーナメント1回戦で対戦せず、G組を2位通過する広州恒大(中国)または水原三星(韓国)との対戦が決まり、逆に神戸は上海上港との対戦が決まった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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