テベスが英雄マラドーナを追悼 決勝弾後にボカの“旧モデル10番”ユニフォームを披露
コパ・リベルタドーレスのインテルナシオナウ戦で決勝点を奪い、ボカの英雄を追悼
元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでゴールを決めた後のパフォーマンスで、母国のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏を追悼した。アルゼンチン紙「オレ」などが報じている。
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マラドーナ氏は10月30日に60歳の誕生日を迎えたが、先月に硬膜下血腫の手術のためにブエノスアイレスの病院へ。3日に出術を受けた後11日に退院し、施設でアルコール依存症の治療を受けていた。しかし、25日にブエノスアイレス郊外の自宅で死去。世界的なスーパースターとの突然の別れとなった。
現在、そのマラドーナ氏が最も愛したクラブの一つである母国の名門ボカ・ジュニオルスでプレーするテベスは、現地時間2日のインテルナシオナウ(ブラジル)との同杯16強の第1戦で、0-0で迎えた後半18分に決勝ゴール。その際のゴールパフォーマンスとしてユニフォームを脱ぎ、背番号「10」が入ったボカの古いモデルのユニフォームをアピール。マラドーナ氏への追悼とした。
先日にはスペインの名門バルセロナに所属する同国代表FWリオネル・メッシが、得点後にニューウェルズ・オールドボーイズの「10番」のユニフォームを披露。天に向かって祈りを捧げ、過去に同クラブに在籍経験のあるマラドーナ氏を追悼する姿が話題となった。
サッカー界における“永遠の問題児”でありレジェンドでもあったスーパースターの死に、誰もが何かの気持ちを表現したいとの思いに駆られているようだ。
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