2G1Aのカバーニは「とてつもなく大きな補強と証明」 “辛口”のユナイテッドOBも絶賛

後半から出場し2ゴールで勝利の立役者となったFWエディンソン・カバーニ【写真:AP】
後半から出場し2ゴールで勝利の立役者となったFWエディンソン・カバーニ【写真:AP】

サウサンプトン戦の勝利に貢献したカバーニをロイ・キーン氏も称賛

 今季マンチェスター・ユナイテッドに新加入したウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、現地時間29日に行われたプレミアリーグ第10節サウサンプトン戦で途中出場から2ゴール1アシストの活躍を見せ、3-2での勝利に大きく貢献した。その活躍をクラブOBの元アイルランド代表MFロイ・キーン氏も「とてつもなく大きな補強であることを証明した」と絶賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 敵地に乗り込んだユナイテッドは前半のうちに2点を先行される劣勢のなか、後半開始と同時にFWメイソン・グリーンウッドに代えてカバーニを投入。すると同15分、右サイドでパスを受けたカバーニのクロスからポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが決めて、ユナイテッドが反撃の狼煙を上げた。

 そして同29分、コーナーキックの二次攻撃からカバーニが同点ゴールをマークする。こぼれ球を拾ったフェルナンデスがペナルティーエリア外から右足を思い切りよく振り抜くと、DFに当たってコースが変わったボールに素早く反応したカバーニが弾丸のようなヘディングシュートを叩き込んだ。

 さらにカバーニは後半アディショナルタイムに左サイドのFWマーカス・ラッシュフォードのクロスから再びヘディングでこの試合2点目をゲット。全得点に絡む活躍で、逆転勝利の立役者となった。データ分析会社「オプタ」によると、プレミアリーグで途中出場から3得点以上に絡んだユナイテッドの選手は1999年のオレ・グンナー・スールシャール現監督以来のことだという。指揮官の現役時代を彷彿とさせる“スーパーサブ”として存在感を放った。

 このパフォーマンスには辛口批評でおなじみの元アイルランド代表MFロイ・キーン氏も「彼に渇望や欲求があるのかを疑問視する人もいたが、我々は今日それが証明されたことを目の当たりにした。彼がマンチェスター・ユナイテッドにとってとてつもなく大きな補強であることを証明した」と大絶賛している。

 今夏にフリーでユナイテッドに加入し、クラブ伝統のエースナンバー「7」を与えられたカバーニ。初挑戦のプレミアリーグでもその決定力の高さを遺憾なく発揮してみせた。

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