直面する過密日程

　ACミランの日本代表MF本田圭佑が、3日の敵地アタランタ戦で公式戦18試合連続で先発出場を果たすと、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

　ミランは、シニシャ・ミハイロビッチ監督の定番である4-4-2システムで臨むとみられている。攻撃的MFの選手層は致命的に薄いために、鬼軍曹は本田とMFジャコモ・ボナベントゥーラについて「立っていられる限り、試合に出る」と非情通告していた。本田は、日本代表のシリア戦で出場後、長距離移動を経ての過酷日程に直面している。

　本田は定位置の右攻撃的MFで出場予定で、発熱の影響でイタリア代表から離脱を余儀なくされたボナベントゥーラも強行出場となるとみられている。2トップはエースFWカルロス・バッカとルイス・アドリアーノの今季新加入コンビとなる見込みだ。

　前線で攻守に奮闘していたFWエムベイェ・ニアングが交通事故で左足首を痛めて離脱後、チームはリーグ戦3試合で1敗2分けと停滞している。本田は公式戦4試合ぶりの勝利をもたらすことができるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images