上海申花MF、妻が“危険タックル”擁護発言で炎上 「あなたの夫は故意に危害を加えた」

悪質なタックルで警告を受けた上海申花のMFチン・ション(写真右)【写真:Getty Images】
悪質なタックルで警告を受けた上海申花のMFチン・ション(写真右)【写真:Getty Images】

中国人MFチン・ションは過去にいくつも相手選手を負傷させ、国内でも「常習者」扱い

 FC東京のFWディエゴ・オリヴェイラは、27日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4戦・上海申花(中国)戦で悪質なタックルを受け、無念の負傷退場となった。上海申花のMFチン・ションは危険なプレーで波紋を呼んでいるが、中国メディアによれば妻が擁護する発言をしたことで、ネット上で炎上状態にあるという。

 FC東京はFWレアンドロ、MF安部柊斗がゴールを決めて上海申花を2-1で下したが、イエローカード7枚、ファウル51回が記録された激しいゲームで、後半3分に目を疑うようなラフプレーが飛び出した。

 敵陣右サイドで相手を振り切ったD・オリヴェイラが加速したところで、斜め後ろから上海申花のMFチン・ションが突進。ボールではなく足に向かって、それも足の裏から飛び掛かるという信じがたい危険タックルにより、D・オリヴェイラはその場で倒れ込んだ。退場処分が妥当なプレーであることは誰の目にも明らかだったが、主審が提示したのはイエローカード。D・オリヴェイラは担架に乗せられて負傷交代となった。

 チン・ションは2017年の中国1部リーグ戦で、天津権健に所属していたベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル(現ドルトムント)の足を意図的に踏んだとして、4万ユーロ(約500万円)の罰金処分。さらに、2019年のリーグ戦でも河南建業のブラジル人FWエンヒキ・ドゥラード(現パルメイラス)に対して背後からタックルを見舞い、左すねの骨折で1年以上離脱の大怪我を負わせた過去がある。

 中国スポーツメディア「騰訊体育」は、「中国のファンでさえ、チン・ションをこの手のファウルの“常習者”だと思っている」と記したうえで、ネット上の日本人ファンから「中国の4大ヒール」「キラーキング(殺人王)」「中国で最もダーティーな選手」といった厳しい言葉が飛んでいることを紹介している。

 事態をややこしくしているのが、チン・ションの妻がプレーについて言及したコメントだ。「あれは故意ではないわ。テクニカルファウルは人間性や性格の悪さを意味するものではないわ」と話したと伝えられたが、記事によれば、中国国内でも「あなたの夫は故意に危害を加えた」「テクニカルファウル?」と波紋を呼んでいるという。

 なお、11月30日にFC東京はACLグループステージ第5戦で蔚山現代(韓国)、上海申花はパース・グローリー(オーストラリア)と対戦する。

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