「暴力的ファウル」 上海申花MFがFC東京戦で“危険タックル”、中国紙も指摘「レッド逃れた」

試合を通じて相手の激しいマークを受けていたFWオリヴェイラ【写真:Getty Images】
試合を通じて相手の激しいマークを受けていたFWオリヴェイラ【写真:Getty Images】

中国人MFチン・ション、足裏を見せてオリヴェイラに飛びかかる悪質プレーで物議

 FC東京は27日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4戦で、上海申花(中国)に2-1で競り勝ち、2勝1分1敗としてグループFの2位に浮上した。MFレアンドロ、MF安部柊斗の殊勲弾で決勝トーナメント進出に前進した一方、後半3分にエースFWディエゴ・オリヴェイラが相手の悪質なタックルにより負傷交代。このプレーに中国メディアも「暴力的なファウルを犯したがレッドカードを逃れた」と伝えている。

 新型コロナウイルスの影響により3月に中断された今季のACL。カタールでの集中開催に変更されたなか、日本勢はグループステージ第3戦からの再開となり、FC東京は24日に上海申花に0-1で敗れていた。

 3日前のリベンジを期して臨んだこの日、負ければグループステージ突破が厳しくなるなかで、FC東京は集中力を切らさずにプレー。0-0のまま迎えた後半16分にレアンドロ、同37分に安部がゴールを決め、相手の反撃を1点に抑えて2-1で勝利した。

 会心の勝利を飾った一方で、アクシデントも発生した。前半からファウルの多い試合展開となっていたなかで、後半3分に目を疑うようなラフプレーが飛び出す。敵陣右サイドで相手を振り切ったD・オリヴェイラが加速したところで、斜め後ろから上海申花のMFチン・ションが突進。ボールではなく足に向かって、それも足の裏から飛び掛かるという信じがたい危険タックルにより、D・オリヴェイラはその場で倒れ込んだ。退場処分が妥当なプレーであることは誰の目にも明らかだったが、主審が提示したのはイエローカード。D・オリヴェイラは担架に乗せられて負傷交代となった。

 このシーンについて中国のスポーツ紙「タイタン・スポーツ」は、「47分、オリヴェイラが高速でドリブル。チン・ションが相手の足を蹴った。スローモーションではオリヴェイラのふくらはぎが変形していることが示された」と激しいプレーだったと描写。「チン・ションは暴力的なファウルを犯したがレッドカードを逃れた」と、悪質なプレーだったと綴っている。

 FC東京にとっては決勝トーナメント進出に向けて大きな1勝となったが、負傷交代となったD・オリヴェイラの状態は気がかり。現時点で怪我の状況は不明だが、大事に至らないことを願うばかりだ。

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