「気持ちが入っていた」 決勝弾のFC東京MF安部、上海申花に「絶対負けられなかった」

決勝点となる2点目を決めたMF安部柊斗【写真:Getty Images】
決勝点となる2点目を決めたMF安部柊斗【写真:Getty Images】

3日前に敗れた相手に2-1とリベンジ ACL初参戦の安部「自分の成長につなげたい」

 FC東京は27日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4戦、上海申花(中国)戦に2-1で競り勝って決勝トーナメント進出に前進。チームの2点目を決めたMF安部柊斗は「チームとしても絶対に負けられなかった。全員の気持ちが入っていた」と話した。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で3月に中断。日本勢は2月に2試合を消化していたが、それ以降の試合が先週からカタールでの集中開催として再開している。FC東京にとっての再開初戦は24日だったが、そこで上海申花に0-1で敗れていた。

 短期間で同じ相手との連戦になった試合に向けて、「今日の試合が大一番と(長谷川健太)監督も言っていた」(安部)のだという。前半からファウルが多く、上海申花には少なくない危険なタックルも見られて試合の流れが掴みづらいゲームだったが、安部は「まず個人個人が球際や走力で負けないこと。それを自分自身に叩き込んでやっていた」と話し、中盤での厳しい戦いに一歩も引かなかった。

 そうしたなかで後半の立ち上がりには、エース格のFWディエゴ・オリヴェイラが相手MFチン・ションから、抜け出した後にボールではなく足に向かって、それも足の裏から飛びかかるという信じがたいラフプレーにより負傷交代のアクシデントも起きた。退場処分が妥当なプレーであることは誰の目にも明らかだったが、提示されたのはイエローカード。あらためて、ACLの悪い面が出たシーンも経験した。

 それでもFC東京は後半16分にFWレアンドロのゴールで先制すると、同37分には安部が追加点。その後に1点を返されたものの競り勝ち、安部は「チームとしても絶対に負けられなかった。全員の気持ちが入っていた」と振り返った。

 この後は蔚山現代(韓国)、パース・グローリー(オーストラリア)との試合が続く。今季、明治大学から加入してACLには初出場となる安部は、「こういうアジアの大会はなかなか経験ができず自分も初めてのようなもの。激しいタックルやチャージも来るけれども、自分の成長につなげたい。今日は勝ち点3が取れたので、次もみんなで勝ち点3を取りにいきたい」と、前向きにこの大会を捉え、次戦に激突するグループ首位の蔚山現代戦を見据えた。

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