鬼木監督が明かす川崎の強さの“秘訣” 工夫重ねた先発11人「ベストというのはまだ全然ない」

先発11人を入れ替えながら積み重ねた勝利…川崎が見せた層の厚さ 「いろんなパワーの出し方がある」

 今季の川崎は新型コロナウイルスによる中断明けからは10連勝を達成。一度途切れるも、J1記録となる歴史に残る12連勝も達成した。毎試合のようにベストメンバーを送り込むからこそ、指揮官自身、先発11人の“最適解”はまだ導き出せていない。

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「いろんなパワーの出し方がある。そこは推進力なのか(ボールを)握るのか、パワープレーとまではいかないけどそういうところも含めて。人の組み合わせでこれがベストというのはまだ全然ない」

 2位G大阪との直接対決でも90分間集中して、“川崎のゲーム”を体現。前節の大分トリニータ戦では勝ちきれずに自力優勝を逃したが、ホームできっちり栄冠を勝ち取った。「選手の成長を感じるし、昨日のトレーニングからやってくれるという雰囲気があった」と指揮官は目じりを下げる。

 監督が選手を、選手が監督を――。厚い信頼関係が川崎の優勝を築き上げたことは間違いない。

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