神戸FWドウグラス、途中出場での決勝弾…ACT決勝T進出に貢献 「継続してやっていきたい」

神戸FWドウグラスが途中出場での決勝弾【写真:小林 靖】
神戸FWドウグラスが途中出場での決勝弾【写真:小林 靖】

広州恒大を3-1で撃破し、初出場のACLで決勝トーナメントに進出

 ヴィッセル神戸はカタールでの集中開催となったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の再開初戦で、2度のアジア王者を経験している広州恒大(中国)を3-1で撃破。初出場にして決勝トーナメント進出を決めた。
 
 新型コロナウイルスの影響で3月に中断された大会は、先日カタールでの集中開催として再開。神戸と同組のジョホール・ダルル・タクジムがマレーシア政府による渡航許可が下りずに辞退したため、2月の2連勝のうちジョホール戦は無効に。それでも、このゲームに勝利すればグループ突破という状況で、神戸にとっての再開初戦を迎えた。

 すると、直前のリーグ戦で5連敗という不安定さは影を潜め、サイドを広く使いながら安定したボールポゼッションを披露。Jリーグと比較すれば前線からの献身的な守備を行わない中国勢を相手に、ビルドアップに余裕が生まれた。そうしたなかで前半のうちにFW古橋亨梧のゴールで先制した。

 しかし、個の能力に任せる攻撃の目立つ広州に押し込まれ始めた後半10分にセットプレーから失点。その展開のラスト20分で投入されたのは、神戸が誇る個の能力に優れたストライカー、FWドウグラスだった。すると同29分、MF山口蛍の縦パスをMF西大伍がフリックしたボールにドウグラスが抜け出した。

 ややイレギュラーしながら安定しない挙動のボールを前に置いたが、慌ててミスショットをするのではなく冷静にバウンドを合わせてニアサイドを打ち抜く決勝ゴール。試合後にドウグラスは「大伍から良いパスが来た、フィニッシュはGKと相手を見ながら、ボールに追いつくまでいろいろと考えたけれども良いコースが見つかった。決められて良かった」と振り返った

 さらに試合終盤に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが追加点を挙げた神戸は3-1で勝利。ACLの常連と言える広州と水原三星(韓国)からの連勝となり、2試合を残して2位以内を確定させて決勝トーナメント進出を決めた。

 変則的な日程になった大会は、基本的に中2日で試合が進行していくが、ジョホールの棄権で1試合分の余裕が生まれた上に決勝トーナメント進出の決定で選手起用のマネージメントもしやすくなった。ドウグラスは「今日の勝ち点3は大事だった。次につなげるようにしっかり休んで、継続してやっていきたい」と話したが、東地区から出場するチームの中で最も有利な状況を手にしたと言えそうだ。

(Football ZONE web編集部)


page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング